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「石狩管内だと広すぎる」相談窓口に情報の正確さを求める声が100件超えるも札幌市だんまり 

2020年2月18日19:00
 不明となっていた感染ルートですが、患者の足取りが少しずつ分かってきました。

 新型コロナウイルスに感染し、治療を受けている札幌市居住の男性が2020年1月中旬ごろ、大阪府内で開かれた会合に出席していたことが分かりました。

 道などで、引き続き、男性の行動歴を確認しています。


 札幌市内に住む自営業の50歳代の男性は、肺炎などの症状で、病院で治療を受けていましたが、2月14日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

 男性は人工呼吸器で呼吸管理をする重篤な状態で、これまで行動歴の確認ができていませんでしたが、関係者によりますと、1月中旬ごろ、大阪府内で開かれた会合に出席していたことが新たに分かりました。

  道では男性周辺の43人の濃厚接触者について新型コロナウイルスに感染していないか、確認を進めていますが、今のところ、検査で陽性反応が出た人はいないということです。

 道などで引き続き男性の行動の確認と感染ルートの解明を進めています。

 一方、この札幌市在住の男性の居住地について2月18日鈴木知事が「石狩管内在住」とだけ発表した事について波紋が広がっています。

 札幌市の新型コロナウイルスに関する相談窓口には「石狩管内だと広すぎる」「札幌市なのか教えて欲しい」といった市民からの苦情や問い合わせが2月17日だけで100件以上寄せられ2月18日も回線がパンクするほど電話が殺到しているということです。

 こうしたなか札幌市は2月18日午後新型コロナウイルスに関する緊急の対策会議を開き、秋元市長が感染防止策の徹底と検査態勢などの充実を改めて指示しました。

 しかし、新たな男性患者が札幌市在住かどうかについては報告されませんでした。

 本田資 記者:「報道で札幌市在住と出ていることに関しては?」

 秋元克広 札幌市長:「情報開示については、必要な情報・状況に応じて札幌市としても出す場合が出てくると思っています現状では道の発表以上のものをわたしどもの方でお話する状況にはないと思っています」

 日本全国で感染の拡大が進むなか正確な情報の公表を求める市民の声は日増しに高まっています。

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