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JA新会長は五輪選手のパパ「ここで変革起こさないと…」コロナ禍で再認識 "北海道農業"復活への秘策は

2020年7月4日12:30
 マスクが品薄だった時のように農産物が不足したら。そんな不安がよぎるほど、新型コロナウイルスの影響で農業を取り巻く環境は急激に悪化しています。 

 逆風をどう乗り越えるのか。北海道農業の新たなキーマンが大胆な秘策を語ってくれました。

八木 隆太郎 アナウンサー:「JA北海道中央会のトップが12年ぶりに交代したということでおじゃまします」

 北海道農業の新たなかじ取り役、小野寺俊幸新会長(68)です。就任早々の大きな課題、新型コロナウイルスで打撃を受けた農業をどう回復させていくのでしょうか。

JA北海道中央会 小野寺 俊幸 会長:「外食産業が動かないから、そういった意味では非常に生産者の人たちの不安は日々募っている」

 肉は価格が下落、野菜も価格の動向が読めないといいます。

 JA北海道中央会 小野寺 俊幸 会長:「今回こういったコロナウイルスが発生し、輸入の農産物が入ってこなかった。自国の生産者を消費者を守ることを考えれば、日本がいくらほしくても買えない状況になった」

 もし食卓に並ぶ食べ物が、感染拡大時のマスクのように品薄になったら。そうした危機に備えるため、北海道内農業の役割は大きいと言います。

 小野寺会長は、地元・北海道北見市常呂町でジャガイモ200トンのほか、小麦なども栽培し、今も畑に立ち続けます。

 JA北海道中央会 小野寺 俊幸 会長:「今年は着果がいいですね。農業というのは一つの事業だから、もうからないとダメですよね。だから夢を持って若い人達に"農業やっていいぞっ"という(魅力を)持たないとだめだと思う」

 農業への情熱…それを支えるのが家族の存在だといいます。

 JA北海道中央会 小野寺 俊幸 会長:「これはソチオリンピックの旗手の時ですね」

 日の丸を持つのは娘の小笠原歩さんです。歩さんはオリンピックに3度出場したカーリングの元日本代表です。 
 40年間、夫を支え続けた妻のリエさんは…

 妻 小野寺 リエさん:「農業に燃えている、すごいです半端ではない」

 農業に燃える会長、ポストコロナ時代を見据え、大胆な秘策を明かしてくれました。

 JA北海道中央会 小野寺 俊幸 会長:「ここで変革を起こさないと…。地域の一番の農協と漁協が一つになって地域経済を支えていく。組合間協同を北海道で作り上げていかないといけない」

 農業や漁業など一次産業の新たな連携で地域を豊かにする試み。新たな挑戦が始まりました。

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