会社事務所として使っていた共同住宅の部屋から、鎧(よろい)一式を盗んだとして44歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、千葉県千葉市の無職の44歳の男です。
男は2019年8月16日午後4時50分ごろから8月28日午前9時ごろまでにかけて、北海道旭川市の共同住宅の部屋に保管されていた鎧一式(時価10万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
鎧は鉄製とみられていて、かぶとや胴衣、前垂れなど一式が観賞用として置かれていたということです。
現場の共同住宅の部屋は会社の事務所として使われていて、当時その会社の社員だった男が寝泊まりするために使っていたということです。
一式が盗まれたことを会社関係者が発見して以降、男と連絡が取れなくなっていましたが、その後千葉県内に男がいるところを発見され、逮捕されたということです。
調べに対し男は、「お金が欲しくてやった。盗んだ鎧は売った」という趣旨の話をしていて、警察は手口や当時の状況などを詳しく調べています。