札幌市は7月6日、介護保険料の「還付決定通知書」を誤って別の住民に送付していたことを発表しました。
札幌市によりますと、介護保険料の「還付決定通知書」を誤送付したのは、札幌市西区保険年金課です。
7月1日、介護保険料の還付決定を知らせる文書48通を送付したところ、3日に受け取った住民から「別人の通知書が同封されている」旨の連絡が西区役所に入りました。
誤って送付されたのは、「同じ名字」宛ての文書で、担当者が48通の中にあった同姓の通知書2枚を"同じ世帯"と誤認したまま同じ封筒に入れたということです。
確認をした別の職員も誤りに気付かず、封筒と送付先リストとの確認も失念していました。
札幌市は、連絡があった住民に謝罪した上で通知書を回収し、本来届けるべき別の住民へ通知書を持参し謝罪したということです。
今後、送付先リストとの確認など「確認事項をリスト化」したマニュアルを作り再発防止に努めるとしています。