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がん患者など8人で医師の診断遅れ判明…原因は電子カルテの”確認不足” 患者3人死亡

2020年7月10日18:30
 旭川医科大学病院で医師の診断遅れなどで患者3人が死亡した問題で、病院が会見を開き、電子カルテの確認不足が原因だった事を明らかにしました。

 旭川医大病院・古川博之病院長:「このような事態が起きたことについて心よりおわび申し上げます」

 旭川医大病院によりますと、2011年から6年間に渡り、CT検査の報告書や病理検査の診断結果を主治医が見逃し、がん患者8人の診断に遅れが出たということです。

 この診断の遅れの影響などで3人が死亡、更に少なくとも1人が現在も治療を受けています。

 ミスが相次いだきっかけは2014年から本格的に運用した電子カルテだということです。

 以前、主治医は紙のカルテで検査結果などを確認していました。

 しかし、電子化後は医師が自らアクセスする仕組みになり、主治医は検査結果などの確認を忘れることがあったということです。

 旭川医大病院は患者に謝罪するとともに電子カルテのシステム改修を既に済ませており、今後、再発防止に努めていくとしています。

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