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「生活費が足りなかった」消防団員の通帳から約5年で330万円余を横領…"40代男性係長"を停職処分

2020年9月24日22:45
 日高東部消防組合はえりも支署の40代の消防司令補の男性係長が、消防団員の報酬などが入った預金通帳から約5年で330万円あまりを横領したとして、停職6か月の懲戒処分にしたことを発表しました。

 停職6か月の懲戒処分を受けたのは、日高東部消防組合えりも支署の40代の男性係長です。

 日高東部消防組合によりますと、男性係長は2015年5月~2020年8月までの約5年間、消防団員の年報酬などが入金されている預金通帳から無断で金を引き出し横領。私的流用をしました。

 8月6日に、元消防団員から「退団した時に預金口座の入金額を見たが、思ったより少なかったので確認して欲しい」とえりも支署長に電話があり確認したところ、団員の身に覚えのない引き落としがあったことが判明しました。

 男性係長は預金通帳の保管管理を担当していて、翌日事情を聴いたところ横領を認めたということです。

 横領したのは、消防団員の個人名義25件、団体名義4件で総額334万5460円にのぼり、すでに全額弁済しているということです。

 男性係長は、「生活費が足りなかったから」と横領の経緯を話しているということです。

  日高東部消防組合は横領が起きた原因について、「団員の預金通帳と印鑑などがえりも支署内で保管されていて、個人財産に該当する観点から金銭の出納検査が厳しく行われていなかったため」としています。

 今後は再発防止のため、個人の預金管理を団員各自に行ってもらうようにするということです。

 日高東部消防組合の堤直嗣消防長は「地域を守る消防団員の皆様との信頼を裏切り、公務員全般にかかる地域住民からの信用失墜することとなりました。消防関係者をはじめ、地域の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを心からお詫び申しあげます」とコメントしています。

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