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"うがい薬"がコロナに効く?北海道でも売り切れ続出…医師からは効果を「疑問視」する声も 冷静な判断を

2020年8月5日19:20
 新型コロナウイルスに市販のうがい薬が?耳を疑った方も多いのではないでしょうか。8月4日、大阪府の吉村知事が行った会見の影響が北海道内にも出ています。一方で、効果を疑問視する声も上がっています。

 吉村 洋文 大阪府知事:「うがい薬でうがいをすることで、新型コロナの陽性者が減る。(うがい薬が)効くのではないかという研究結果が出た」

 4日、「嘘のような本当の話」と前置きして始まった吉村大阪府知事の会見。ポビドンヨードという成分が含まれたうがい薬に、新型コロナウイルスの感染拡大防止効果があるというものです。

 この会見の後、うがい薬が売切れたり品薄になったりする店が相次ぎました。

 こちらの薬局でも、在庫がなくなったあとも10人以上の客が訪れたといいます。8月5日も…

 店員:「うがい薬ですか?うがい薬ないんです。全然入ってこない」

 客:「ここで6軒目だ」

 しかし、十分な量を確保しているところもあります。医師の処方箋により薬を販売する調剤薬局です。

 川端薬局 栄町ひのまる店 岸 琢巳 薬剤師:「在庫が2種類ある。治療に使う分は在庫がある」

 のどに炎症などの症状がある人に医師が処方した場合、購入できます。

 過熱するうがい薬を取り巻く状況に、呼吸器が専門の医師は疑問を投げかけています。

 医大前南4条内科 田中 裕士 院長:「うがい薬で完全に良くなるかは疑問。口の中のウイルスが減っても、鼻の中や肺でも増える。(うがい薬が)感染防御になるかは疑問」

 はっきりとした効果が明かになっていないポビドンヨード入りのうがい薬。購入や使用には冷静な判断が必要です。

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