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10万年後は「海底→陸地」?"核のごみ"処分場には不適地の神恵内村…地震のたびに活断層で隆起した歴史

2020年9月11日19:45
 "核のごみ"の最終処分場選定の調査応募に北海道として2か所目の動きを見せている神恵内村は、政府が2017年に発表した「科学的特性マップ」では大部分が"不適地"とされています。
 
 どのような問題があるのか、専門家に聞きました。

 長年地形学の研究に携わってきた北海道大学の小野有五名誉教授は、神恵内村の地形について…。

 北海道大学 小野 有五 名誉教授:「ここは崖になっている。崖の上に建物が建っている。そこは昔の海底だった所。それが地震で持ち上がって、今、あの高さになっている。過去から何度も地震が起きて、そのたびに地盤が隆起した場所」

 小野名誉教授は、寿都町から長万部町にかけて走る活断層「黒松内低地断層帯」の存在を指摘してきました。

 しかし、それだけではありません。神恵内村のすぐ沖合には、また別の断層があるといいます。

 北海道大学 小野 有五 名誉教授:「地震の元になっている活断層がこの沖合の海底にある。近い所にあるので、地層処分には向いているとは思えない。(核のごみの保管で言われる)10万年というと、あそこが12万5000年前は海底だった。10万年たったら30メートルくらい持ち上がる。それくらい考えていなければいけない」

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