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「心配なのは町民の分断」"核のごみ"調査応募反対の寿都町民が抗議文を提出 町は国招いた説明会開催へ

2020年9月23日20:10
 高レベル放射性廃棄物最終処分場建設をめぐる調査応募を検討している北海道寿都町では9月23日、調査応募に反対する町民が、町長への抗議の声明文と公開質問状を提出しました。

 これに対し片岡町長は、国を招いた「住民説明会」で住民への理解を深めたい考えです。

 子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会 神 貢一さん:「声明文と公開質問状を作ったので渡します」

 抗議の文書を提出した町民の会によりますと、文献調査応募に反対する署名活動に対し、片岡町長が「核のごみを持ってくるがごとく署名活動をしている」と発言したことで、活動の意図がねじ曲げられたと主張しました。

 さらにこれまでの町議会での町長の発言の意図を追求する8つの質問を提出し、あらためて調査応募に抗議しました。

 子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会 神 貢一さん:「一番心配なのは町民の分断。町長が文献調査をやめたと言ってくれれば平穏無事な生活に戻る」

 これに対し片岡町長は…

 片岡 春雄 寿都町長:「また言葉尻つかまれる、私だって頭の中にテープ入っているわけじゃないから」

 片岡町長は住民の会の主張と自らの発言の意図には「ボタンの掛け違い」があるといいます。

 片岡 春雄 寿都町長:「核のごみに対する心配アレルギーが相当あるのは改めてわかりました。住民無視なんで思ってない」

 寿都町は29日夜、経済産業省の担当者を招き、核のごみの地層処分の理解を深める「住民向けの説明会」を改めて開催します。

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