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半年遅れの「初めまして」小樽商大で対面授業一部再開へ…学び・友人作りへの不安口にする学生も 模索続く

2020年9月24日20:15
 半年遅れで憧れのキャンパスに入りました。新型コロナウイルスのためオンラインでの授業を続けてきた北海道小樽市の小樽商科大学で9月24日、4月に入学した1年生向けのオリエンテーションが開かれました。

 小樽商科大学 穴沢 眞 学長:「本来4月2日の入学式でお伝えしたかった。入学おめでとうございます」

 小樽商科大学で開かれた1年生向けのオリエンテーション。

 大学ではコロナのために全面オンラインでの授業を続けてきましたが、後期は一部「対面授業」を再開します。

 初めてキャンパスを訪れた学生たちは。

 大学生:「秋に『初めまして』というのは初めて。楽しみです」

 一方でこんな声も…

 大学生:「先生と1回も会っていなくて、本当に大丈夫かな」

 大学生:「いきなり後期の授業が始まって、友達が作れるかな」

 念願の大学生活。しかし、先行きに不安を感じる学生も少なくありません。

 コロナ対策として、各地の大学はオンライン授業を続けてきました。

 理由は、大学には全国から学生が集まること。そして大学生はアルバイトやサークルなどで活動範囲が広く、感染対策が難しいためです。

 小樽商大では後期はオンラインを基本にしつつ、できる限り対面での授業を増やす考えです。

 小樽商科大学 鈴木 将史 副学長:「大学というのは、学生がキャンパスに来て一つの価値を得る。できる限りキャンパスに来てもらうのが基本的な姿勢です」

 後志地方の赤井川村出身の福田雅さん。

 一人暮らしのために部屋を借りましたが、オンライン授業になったため親元に戻っていました。

 福田 雅さん:「パソコンの使い方とか不安だったのと、一人暮らしが不安だった。家賃は親に払ってもらっていたので申し訳ない」

 半年間で学力が身についたのか、不安も拭えません。

 福田 雅さん:「課題とかレポートとか相談できる状況じゃなかった。(後期も)全面的に対面授業になるわけではないので、交流しづらいという思いはあります」

 コロナ禍での学びをどう保証するのか、模索が続いています。

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