北海道と旭川市は10月27日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された9人の詳細を発表しました。
北海道7人、旭川市2人です。
●千歳市
・30代女性 医療従事者
・20代女性(職業非公表):北海道内の患者の同居家族
・30代女性(職業非公表):北海道内の患者の濃厚接触者
▼石狩地方
・20代男性 会社員:北海道内の患者の知人
▼オホーツク地方
・20代男性 消防職員:北海道内の患者の友人
●帯広市
・40代女性 会社員:北海道内の患者の同僚
▼釧路地方
・10代女性 小学生:北海道内の患者の同居家族
北海道によりますと、オホーツクの感染者は、遠軽地区広域組合消防署に勤務する消防職員です。
遠軽地区広域組合消防署によりますと、男性は同消防署に勤務する消防士で、10月19日から休暇で24日まで札幌に滞在していて22日に咳などの症状が出たとみられます。
発症前後で遠軽町にいなかったため、町の住民や職場職員に濃厚接触者はいません。
●旭川市
・80代女性
・40代女性:60代男性との濃厚接触者
旭川市によりますと80代女性は有料老人ホームの入所者で、濃厚接触者の職員21人を特定できているとして施設名は非公表としています。
職員や家族などを含め42人のPCR検査を進めるとしていて、施設職員は全員陰性を確認したということです。
40代女性は、すでに感染判明の60代男性とのスポーツ仲間でした。旭川市は濃厚接触者11人の検査を進めています。
27日は札幌市で18人の感染が確認されていて、あわせて27人。これまで5日連続40人以上が続いていましたが、10月21日以来6日ぶりに感染者が20人台にとどまりました。
27人中9人の感染経路が不明です。重症者は1人減って2人、151人が入院しています。
北海道内の感染者は、計2859人となりました。