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過去最多46人確認旭川市…新たに"重度障害者"の療育施設で24人のクラスター発生

2020年12月2日18:24
 北海道旭川市は12月2日、新たに新型コロナウイルスで死亡した2人と感染者46人の詳細を発表しました。

 亡くなったのは、年代・性別非公表の2人で、12月1日と2日に死亡しました。

 感染者46人は過去最多で、病院のクラスターに加え、新たなクラスターも確認されました。

【新たなクラスター】
●北海道療育園
 職員の感染が11月30日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、24人(利用者15、職員9)の感染が確認されました。

 この施設は、重度の心身障害のある人が入所していて、入所者334、職員は500人。8割から9割が寝たきり状態だということです。

 現在施設内での感染状況の調査を進めていて、これまでに114人のPCR検査をし、今後105人の検査を進めるとしています。


【これまでのクラスター】
●吉田病院
 新たに患者3人の感染が確認され、この関連の感染者は計165人(職員44、患者102、非公表16、北海道発表分3)となりました。


●旭川厚生病院
 新たに15人(患者10、看護師3、職員2)の感染が確認され、この関連の感染者は計171人となりました。

 これまで北海道内で最大規模だった吉田病院を上回り、厚生病院が最大のクラスターとなりました。


●通所型の福祉施設
 新たに1人の感染が確認され、この関連の感染者は計8人となりました。

 旭川市はスポーツサークルでのクラスターが確認されたことを受け、12月15日まで学校開放事業を休止すると発表しました。通常の体育施設と違い、学校施設を使用していることを重く見て対策が必要と判断したとしています。


【そのほかの感染者情報】
・女性(年代調査中):濃厚接触者は確認済み
・30代男性:濃厚接触者は確認済み
・80代女性:濃厚接触者は確認済み
・60代男性


 旭川市内では、12月1日に過去最多8人の死亡発表があり、病床使用率は、前日同様約66%。依然として厳しい状況が続いています。

 西川将人旭川市長は、「医療状態がひっ迫しているのは事実。急がない手術や外来患者は調整し、危機感をもって一人でも感染者を減らすことが急務」とし、予断を許さない状況であることを説明しました。

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