11月25日に左足の手術を受けたサッカーJ1北海道コンサドーレ札幌の荒野拓馬選手(27)が12月2日退院。翌日の3日、北海道札幌市内のクラブハウスを訪れチームメイト・スタッフらに退院の報告をしました。
11月21日に行われた清水エスパルス戦で相手との接触で左足を負傷。左腓骨(ひこつ)骨折と左足首靭帯損傷と診断されました。松葉づえを使用しながらクラブハウスを訪れた荒野選手はオンライン取材に応じ、「(医者からは)全治4~6カ月。試合復帰には半年くらいかかると話をされた。でもそれは自分次第。ポジティブに全治4~6カ月を3~5カ月にしようという気持ちにはなっているので“驚異の回復力”を見せてやりたい。」と前向きに話ました。
チームメートからは体を気遣われ、入院期間の延長を勧められたが荒野選手は「みんなの顔をいち早く見たかったし、早く元気な姿を見せて安心させたかった。朝から(先日)引退を発表した石川直樹さんを松葉づえでつついてやりました。」と再会を喜びました。
これから迎えるリハビリ期間についてもポジティブにとらえ、「まずは自分を見つめ直して、復帰した時、さらにレベルアップしたい。」とコンサドーレのムードメーカーは復帰後の飛躍を誓いました。
今季ホーム最終戦(12月5日対セレッソ大阪)後のセレモニーには参加し、年明けから歩行練習を開始する予定です。
【荒野拓馬選手のプロフィール】
1993年4月20日生まれ、北海道札幌市白石区出身
札幌U-15~札幌U-18~札幌(12年~)