北海道は1月17日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された48人の詳細を発表しました。
北海道発表分として4日連続で新たにクラスターが確認されました。
●北海道警 栗山署:12人
職員の感染が1月14日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、12人(事務職員2、警察官10)の感染が確認されました。
20代から60代で、軽症または無症状です。
北海道はこれまでに39人にPCR検査を行っています。
これまでのクラスターも拡大しています。
●「魅力」が運営する社会福祉施設(北斗市)
新たに職員2人と施設利用者の感染が確認され、この関連の感染者は計27人(職員13、施設利用者14)となりました。
●「魅力」が運営する小規模多機能ホーム「らしさ七重浜」(北斗市)
新たに施設利用者の感染が確認され、この関連の感染者は計11人(職員4、施設利用者7)となりました。
●診療所(北見市)
新たに職員の感染が確認され、この関連の感染者は職員計8人となりました。
●介護老人保健施設「あんじゅ音更」(音更町)
新たに職員と施設入所者の感染が確認され、この関連の感染者は計90人(職員26、施設入所者64)となりました。
●帯広徳洲会病院(音更町)
新たに入院患者の感染が確認され、この関連の感染者は計48人(職員18、入院患者30)となりました。
【1月17日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:9人
▼石狩地方:6人
●江別市:1人
●恵庭市:2人
●北広島市:1人
▼後志地方:1人
●倶知安町:1人
▼胆振地方:2人
●苫小牧市:2人
▼渡島地方:6人
●北斗市:2人
▼上川地方:3人
▼留萌地方:1人
▼オホーツク地方:2人
●北見市:6人
▼十勝地方:1人
●音更町:1人
●清水町:1人
17日は4人(北海道発表分1、札幌市1、小樽市2)が死亡、感染者は札幌市50、函館市12、旭川市1、小樽市13人が確認され、あわせて124人。12日連続で100人を上回る状態が続いています。
17日は新たなクラスターが札幌の医療機関でも確認されていて、北海道内では計2つとなっています。
124人中、33人の感染経路が不明で、重症者は前日と変わらず10人。うち札幌市は前日と変わらず4人となっています。
北海道内の感染者は、計15778人となりました。
北海道は緊急事態宣言を要請する基準として、新規感染者が直近1週間に人口10万人あたり25人を超えた場合としていて、17日までの1週間での感染者数は北海道1101人となり、10万人あたり「21人」となっています。