サッカーJ1 北海道コンサドーレ札幌のMFチャナティップ(27)選手が2021年1月21日、外国人選手としては一番乗りで沖縄キャンプに合流しました。2週間の隔離期間明け初日ということもあり、ボール回しのみの参加。別メニュー調整でしたが元気な姿を見せました。
報道陣のインタビューに「ただいま!」と明るく日本語で応えたチャナティップ選手。右ハムストリング肉離れで2020年11月にチームを離脱し、治療とリハビリのため、タイに一時帰国していました。
「去年タイに帰って先生と相談すると、大きなケガではないと言われました。治療で良くなりトレーニングもできています。今は普通に走れますし、きょうは合流初日なので別メニューでした。もう少し調整したらチーム練習に合流する予定です」
約2ヵ月ぶりにチームメイトと顔を合わせ明るく挨拶を交わしたチャナティップ選手。隔離期間中の2週間は、工夫しながらトレーニングを積んだと言います。
「隔離中は、今まで通りのトレーニングはできませんでしたが、腹筋や腕立て伏せ、バイクなどをやっていました。1日だけ休息しましたが、それ以外は真面目に毎日、できる範囲でトレーニングはやってきました」
ケガ明けとなるキャンプ、チャナティップ選手は焦らずマイペースで調整します「最初から無理をする必要はない。(開幕まで)2ヵ月あるので、ケガをしないように注意をしてコンディションをあげて、いいシーズンになるようにキャンプを過ごしたい」
コンサドーレは2021年シーズン、開幕を9年ぶりにホーム、札幌ドームで迎えます(2021年2月27日 札幌ドーム vs横浜FC)チャナティップ選手は開幕に向けて、調整は間に合うのでしょうか?
「もちろん出るつもりです。札幌ドームのサポーターの前でチームが勝ち点3を取って、いいスタートができるように活躍したいです。そのためにキャンプを頑張りたいと思います」
チャナティップ選手と言えば、流暢な日本語でサポーターにメッセージを送るのがお約束に…キャンプ合流初日も、もちろんお願いしました。
「皆さん、こんにちは。開幕戦は今年、ボク、友達、頑張ります。オーマイガット!ちょっと待って、ちょっと待って!(頭を抱える)」(TAKE2)「応援してね、みなさん、頑張りましょう!」