北海道は1月22日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された35人の詳細を発表しました。
北海道発表分として、4日ぶりに新たなクラスターが確認されました。
●飲食店(釧路市):10人
飲食を伴いながら昼にカラオケを行う、いわゆる「昼カラ」の利用客の感染が1月18日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、計10人(従業員1、利用客9)の感染が確認されました。
50代から70代で、軽症または無症状です。
北海道はこれまで14人にPCR検査を行っています。
北海道によりますと、日中に利用した客を中心に感染が広がり、長時間にわたり集団でマスクを外して歌ったり、飲食をしたりしていたということです。
これまでのクラスターも拡大しています。
●栗山警察署(栗山町)
新たに職員2人の感染が確認され、この関連の感染者は職員15人となりました。
●接待を伴う飲食店(恵庭市)
新たに利用客の感染が確認され、この関連の感染者は計14人(従業員5、利用客9)となりました。
●魅力が運営する社会福祉施設(北斗市)
新たに施設利用者2人の感染が確認され、この関連の感染者は計38人(職員16、施設利用者22)となりました。
●帯広徳洲会病院(音更町)
新たに職員の感染が確認され、この関連の感染者は計50人(職員20、入院患者30)となりました。
【1月22日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:4人
▼石狩地方:3人
●江別市:2人
●千歳市:1人
●恵庭市:2人
▼後志地方:1人
●苫小牧市:4人
▼渡島地方:2人
▼留萌地方:1人
▼オホーツク地方:2人
▼十勝地方:1人
●音更町:2人
▼釧路地方:2人
●釧路市:8人
22日は4人(北海道発表分2、札幌市2)が死亡、感染者は札幌市50、函館市5、旭川市12、小樽市9人が確認され、あわせて111人。3日連続で100人を上回りました。
新たなクラスターが札幌の「清田中学校」と、小樽市の「小樽病院」と介護事業所で確認され、北海道内で計4つ判明しています。
111人中、33人の感染経路が不明で、重症者は前日と変わらず15人。うち札幌市は前日と変わらず7人となっています。
北海道内の重症者は14日に「9人」まで減少しましたが、再び増加傾向となっています。
北海道内の感染者は、計16398人となりました。
北海道は緊急事態宣言を要請する基準として、新規感染者が直近1週間に人口10万人あたり25人を超えた場合としていて、22日までの1週間での感染者数は北海道938人となり、10万人あたり「17.7人」となっています。