北海道ニュース UHB

スキージャンプ高梨沙羅2大会ぶり銅に“悔しさは変わらない”…ノルディックスキー世界選手権

2021年2月26日10:00
 ノルディックスキーの世界選手権(ドイツ・オーベルストドルフ)は2月25日(日本時間26日未明)、ジャンプ女子個人ノーマルヒル(HS=106m、K=95m)が行われ、日本の高梨沙羅選手(クラレ、上川町出身)が合計276.3点(104.0m/100.0m)で3位、2大会ぶりの銅メダルを獲得しました。

 2位のM・ルンビ選手(ノルウェー)とは0.2点差、金メダルのE・クリネツ選手(スロベニア)とは3.3点差、飛距離にして165センチの僅差で、高梨選手は「(銅メダルは)複雑な気持ちだが、ポディウム(表彰台)に戻ってこられたのは嬉しい。難しい条件の中、内容は良いジャンプを2本そろえることができたが空中での対応、飛型点に関して課題が出た、反省を生かしたい」と話しました。

 2年に1度、奇数年に行われるノルディックスキーの世界選手権に、高梨選手は14歳だった2011年に初出場、2度目の出場だった2013年に男女混合団体では金メダルに輝きましたが、個人では同年大会の銀が五輪・世界選手権を通じて最高で、今回は2017年の世界選手権、2018年の平昌五輪に続く銅メダルです。

 今季の高梨選手は世界選手権直前のワールドカップでシーズン3勝目をあげ、前日の予選でもトップの成績を出すなど世界大会個人での金メダル獲得に期待が高まっていました。

 高梨選手は女子ジャンプのレベルが上がる中でとった今回の銅メダルはこれまでのメダルに勝っているとした上で、次のように話しました。

 「(金メダルまでの距離は)あとちょっとのようで“すごく遠い”感じがしている。届かないのは自分には何か欠けていてまだまだ追及しなければいけないのだと思う。まだ自分にはやるべきことが多くて、改善して、もっとガンバらなければいけないということだと思う。(平昌と比べて)同じ銅メダルで悔しい気持ちは変わらない。平昌五輪の時はその試合で(1種目で)終わりだったが、(今回は)これからチーム戦(団体)、ミックス戦(混合団体)、ラージ(個人ラージヒル)と続く、きょうの反省点を生かしてまた変わった自分をお見せできるように頑張って準備したい」。

 ジャンプ女子個人ノーマルヒルに出場したその他の日本勢は伊藤有希選手(土屋ホーム、下川町出身)が11位、丸山希選手(明治大)は20位、勢藤優花選手(北海道ハイテクAC、上川町出身)は22位でした。

直近のニュース