客が売り場に置き忘れたカバンを持ち去って行く男。窃盗事件の一部始終を、防犯カメラが捉えていました。
スーパーのビール売り場。男性客がビールのケースを持ち上げるため、自分のカバンを置きます。
男性は、カバンを忘れたままレジへと向かってしまいました。
この二十数秒後、男が現れカバンを手にするとそのまま持ち去っていきます。
事件があったのは札幌・白石区のスーパーです。
男性によりますと、2月25日の午後0時半ごろ、カバンを置き忘れたことに気付かないままポケットに入っていた1万円札で支払いを済ませるとスーパーを出てしまました。
被害にあった男性:「買い物の最中、ビールを持つのに、カバンが邪魔でビールの上に置いてしまってその存在に忘れてしまった」
スーパーを出てから数分後、男性はカバンがないことに気付き店に戻りましたが、すでにカバンは持ち去られたあとで、店には忘れ物の届け出もありませんでした。
被害にあった男性:「現金15万円以上や通帳などの貴重品や財布だけでも10万以上しますし、鍵だけでも作り直すのに8万8千円。総額50万円以上ですかね」
カバンを盗んだ黒っぽい服を着た男。
男性は2月25日、警察へ被害届を提出しましたが、カバンの行方は分かっていません。