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暴言や尻蹴る"パワハラ"で部下隊員「自殺」…逸脱した指導 幹部自衛官3人停職処分

2021年3月26日14:33
 部下の隊員に暴言を浴びせたり、尻を蹴ったりするなどの暴行を加え、隊員1人が自殺する結果を防げなかったとして、陸上自衛隊の当時の幹部自衛官ら3人が停職処分となりました。

 停職15日から3日の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊丘珠駐屯地 第7師団第7飛行隊に所属する50代の幹部自衛官と、40代の幹部自衛官、西部方面航空隊に所属する51歳の2等陸佐の3人です。

 第7師団によりますと、50代の男性幹部自衛官は2017年3月ごろから自殺した部下の隊員に「アホ」「バカ」などの暴言を浴びせたほか、他の部下の尻や座っている椅子を蹴ったり、ペットボトルを投げつけたりするなどの暴行をしました。

 このパワハラを知っていた40代の幹部は「指導の範囲の度が過ぎている」として、50代幹部に注意していましたが改善されず、部下の隊員の自殺を未然に防ぐことができませんでした。

 また2佐は、パワハラを「普通に指導の一貫で問題はなかった」と認識し、部下の隊員に配慮を怠り自殺を未然に防ぐことができなかったとしています。

 陸上自衛隊は2021年3月26日付で、50代幹部を停職15日、40代幹部と51歳2佐を停職3日の懲戒処分としました。

 第7飛行隊長の内藤重臣2佐は「組織としてパワハラを許さない強い姿勢をもって根絶を図るべく取り組んでいる。今後このようなことが起こらないように一層服務を徹底したい」としています。

 第7師団は50代幹部と40代幹部の階級を「特定される」として明らかにしていません。

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