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日本4連勝で6勝6敗「押し戻せたのはチームの地力」…カーリング男子世界選手権

2021年4月9日10:00
 カーリング男子の日本代表4連勝です。

 カナダ・カルガリーで行われているカーリング男子の世界選手権は4月8日(日本時間9日)、大会7日目を迎えました。

 日本代表のコンサドーレは韓国に10対7、中国には最終第10エンドで逆転して7対6で勝利。連勝を4に伸ばし6勝6敗の五分の星にしました。

 既に6敗しプレーオフ進出が厳しい状況に追い込まれている日本ですが、1次リーグ残り試合を全勝した上で、直接対戦で勝っているイタリア、そのイタリアが直接対戦で勝利したノルウェーがいずれも7勝6敗で並び、さらに全体で8勝以上を上げたチームが5つ以下などという条件がそろった場合、日本にも6位以内に入る可能性が僅かに残されています。

 ただし、大会6日目終了時点で5勝6敗のイタリアが残り試合全勝(対デンマーク、オランダ)、同7勝4敗のノルウェーが残り全敗(対カナダ、スコットランド)、更にスイスの残り2試合(韓国戦、中国戦)の結果にも関わってきます。

 勝敗数が7勝6敗で並び、当該チーム間の直接対戦の成績で順位づけができない場合は試合前の先攻後攻を決めるドローショット戦の13試合分の結果で短い方が上位になります。

 可能性はゼロではないものの極めて厳しい状況で勝ち続けるしかない日本はアジアのライバル韓国との試合では、第2エンドでハウス手前の自分たちの黄色い石を縦に動かして相手の赤い石を2つ一気に弾き出し大量4点を上げます。

 第4エンドではハウスの中に止めるドローショット(止めるショット)がオーバーしてしまい失点しますが、第5エンドではテイクショット(石に当てて弾き出すショット)で3点を奪うなど日本はミスがあってもすぐさま立て直して完勝しました。

 続くこの日の2試合目は、既に開催国枠で北京五輪出場が決まっている中国。日本代表のコンサドーレがチーム発足以来、何度も対戦している相手との戦いは最後の最後までもつれます。

 4対3と1点を追う日本の第8エンド、松村の1投目は前の石にソフトに当てながら中の石を押し込み3得点の形をつくりプレッシャーをかけます。中国はテイクショットで最小失点に食い止めようとしましたが、松村は2投目でドローショットを決めて2得点。

 第9エンドに中国が逆転して6対5と再び1点を追う形になりますが最終第10エンドで2点を返し逆転。最後まで緊迫した試合を制しました。

 松村雄太選手は試合後「厳しい展開の中だったが、つらいショットを要求しても(チームの皆が)決めてくれた。最後になってゲームとしてはまとまりができてきた。(大会の)前半より良いイメージをもってやれている」

 阿部晋也選手も「プレーオフ(進出)は厳しいと思うが連敗したあと、ここまで押し戻せたのはチームの地力だと思う」と4連勝を振り返るとともに世界ランク1位のスウェーデン戦に気持ちを引き締めていました。

 写真/(公社)日本カーリング協会提供

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