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「身勝手で死者の尊厳損なう」"次女"遺体を自宅庭に埋めた母親に有罪判決 旭川地裁

2021年4月12日13:50
 乳児だった次女の遺体を自宅の庭に埋めたとして、夫とともに死体遺棄などの罪に問われている北海道旭川市の37歳の母親の裁判で、旭川地方裁判所は4月12日、懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

 旭川市の京田麻理乃被告(37)は2019年7月ごろ、夫の陵被告(39)と共謀し、次女・礼王ちゃん(当時0)の遺体を自宅の庭に埋めて遺棄した死体遺棄の罪に問われています。

 また新型コロナウイルス感染拡大により国が支給した「特別定額給付金」10万円を、礼王ちゃんが死亡しているにも関わらず不正に受け取った詐欺の罪にも問われています。

 これまでの裁判で検察側は「人道に反する行為」などとして、懲役3年を求刑。

 一方、弁護側は麻理乃被告は夫の陵被告に従属的な立場だったと主張、「今後は夫と離れて暮らすため、再犯の可能性が低い」などとして、執行猶予付きの判決を求めていました。

 4月12日午後、旭川地裁の三沢節史裁判長は、「動機は身勝手で死者の尊厳を損なう。社会的影響は大きい」などと指摘。一方で前科はなく罪を認めていて、両親が支援するなどの状況を考慮し、麻理乃被告に懲役2年6か月、執行猶予4年(求刑3年)の有罪判決を言い渡しました。

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