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【陸上】和製ヘラクレス“右代啓祐”海外挑戦も五輪に届かず「後悔ない」

2021年6月21日17:00
 “和製ヘラクレス”の異名をとった右代啓祐選手の東京五輪挑戦が幕を下ろしました。

 陸上・十種競技の日本記録保持者、右代啓祐選手(34歳・北海道江別市出身)は6月19、20日、ドイツ・ラーティンゲンで行われた混成競技の国際大会に出場し7337点で10位でした。

 陸上・十種競技の東京五輪出場枠は24。参加標準記録の8350点に届いていない右代啓祐選手(34歳・北海道江別市出身)は世界ランキングでの出場資格獲得を目指し、日本国内の代表選考会の日本選手権欠場を決断し海外の格付けの高い大会に挑みました。

 日本選手権と同日程(6月12日、13日)で行われたスペインでの大会は8種目の棒高跳で記録なしに終わり、残り2種目を棄権。五輪出場への望みをかけて急遽、ドイツの大会に挑み、強行日程ながら死力を尽くしました。

 出発前には1種目でも“自己ベスト”を出し、10種目で8000点超え、日本記録も狙いたいと話していた右代選手でしたが、スペインの大会同様、ドイツ大会でも思うように記録が伸びません。

 それでも、スペイン大会で記録なしに終わった棒高跳は4m70をクリアして1種目で819点を獲得、やり投の58m67は自己ベストには及びませんでしたが今大会出場の世界の強豪の中で2番目の記録をマークしました。

 ドイツ大会の結果は7337点で10位。参加標準記録、世界ランキングとも東京五輪出場圏内には届かず、3度目の五輪出場はほぼ絶望的となりました。

 この結果を受けて右代選手は自身のSNSで「五輪出場へ向けた、チャレンジが終わりました。後悔は無く、今持てる全ての力を出しました。なので今は全てを受け入れています」と投稿。応援に感謝の言葉をつづっています。

 ◆右代啓祐(うしろ・けいすけ)選手
 生年月日:1986年7月24日
 所属:国士舘クラブ
 出身地:北海道江別市
 出身校:大麻東中学~札幌第一高校~国士舘大学
 自己ベスト:十種競技(8308点)日本記録
 主な代表歴:
 五輪(16リオ、12ロンドン)
 世界選手権は2011年から5大会連続出場
 アジア大会3大会連続出場2大会連続金
 ロンドン五輪は同種目日本勢48年ぶりの五輪出場
 リオ五輪では日本代表選手団の旗手を務めた

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