北海道ニュース UHB

小型ロケット初めての"2回連続"打ち上げ成功 3度目の宇宙空間到達目指し…1か月で2回 量産化に弾み

2021年7月31日17:18
 4週間前、民間企業が開発した小型ロケットの打ち上げに成功した北海道大樹町で7月31日、再びロケットが打ち上げられ、成功しました。2回連続での成功は初めてです。

 31日午後5時に大樹町のベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」が開発した小型ロケット「MOMO6号機」が打ち上げられました。

 「MOMO6号機」は目標としていた高度100キロの宇宙空間への到達を目指し打ち上げられ、速報値で到達高度は約92キロ。宇宙空間への到達を確認したということです。

 当初31日は午前11時に打ち上げ予定でしたが、上空の天候悪化が予想されたため延期し、午後5時に打ち上げられました。

 3日には「MOMO7号機」が2年ぶり2回目の打ち上げに成功していて、2回連続の打ち上げは初めてとなります。

 今回はMOMOシリーズで初の単独スポンサーの機体で、国内の民間初となる「宇宙空間へのペイロード(荷物)放出と回収」を行うミッションも担っていて成功したとみられています。

 3日の打ち上げの際インターステラ社は、機体を全面的に改良し臨んでいて、創業者の堀江貴文氏は「設計通りに動いて狙った場所に到達して落ちている。機体の動作としてはパーフェクト」と評し、稲川貴大社長も「大きな中間目標が達成できた」と手応えを語っていました。

 打ち上げは新型コロナウイルスの感染防止のため、見学場を設けず無観客で行われました。

 同社は2019年に民間企業単独として初めて高度113キロの宇宙空間に到達しています。1か月に2回の打ち上げに成功したことで、今後の量産化・事業化にさらに弾みがついた形です。
 
 今後は高度500キロに到達する人工衛星打ち上げロケット「ZERO」の開発も進めていて、2023年度の打ち上げを目指しています。

直近のニュース