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【カーリング】知られざるロコ・ソラーレ…藤澤五月とコンビ組んだ山口剛史の証言

2021年9月14日08:00
 歴史的激闘となったカーリングの女子日本代表決定戦。SNSでの生応援&解説配信でも話題を呼んでいる北海道南富良野町出身の山口剛史選手(SC軽井沢クラブ)に感想を聞きました。

 山口剛史選手は平昌五輪カーリング男子日本代表。ミックスダブルス(MD、男女混合ダブルス)では藤澤五月選手とペアを組んでいます。

 大会終了直後にオンラインでインタビューしました。

 Q.大会前後にメッセージのやりとりはあったのかー

 「2連敗したあとにメッセージは送った。見てはいたようだった(既読)けれど、返すどろではなかっただろうし(返事は)返ってきていない(笑顔)」。

 Q.どんなメッセージを―

 「一言、“今を生きろ”と送った」

 Q.なぜそのメッセージを

 「なにか先のことを心配しすぎているのではないかと思ったので…」

 Q.代表決定戦。最終戦、最終エンド、最終ショットについてー

 「“決めなければいけない”ので強張った表情になるものだが投げる直前に藤澤さんとスイーパー2人(吉田夕梨花選手と鈴木夕湖選手)の表情がテレビ中継画面に映った。見ると『笑っていた』。あの場面で笑えるというのは…スゴイなと思った。余裕があるのかな、とか(想像してみたが)ちょっと僕にはできないことだ」。

 Q.というとー

 「だって一投で“人生が変わってしまう”。(そうした場面での)あの空気はロコ・ソラーレ独特というか“強み”だと思う」。

 Q.(MDで)一緒にプレーしてきたからこそ分かる藤澤選手の性格について―

 「結構、他人(ひと)に頼りたいというか、チームメートに“助けられたいキャラ”なのではないかな。(MD以外にも4人制で)練習試合もよくやるが『ロコ・ソラーレの中にいる安心感』があって、それがあるからこそ『自分のプレーを自信を持ってやる』という感じなのではないか『チーム全員のサポート力がさっちゃんに対してすごく大きいのではないか』と(ロコ・ソラーレの様子を)見て思っている」。

 Q.世界最終予選へ向けロコ・ソラーレへの期待は―。

 「ロコ・ソラーレの良いところは“世界に出た時によりロコ・ソラーレらしさが出て力を発揮する”。そして結果を持ってくるチームだと思っている。12月に世界最終予選があるが枠は3と厳しいが多分、しっかり勝ってくると思う。さらにそこで勢いをつけて五輪では前回(銅メダル)以上の結果をもってくるのではないかと期待してしまう」。

 【山口剛史(やまぐち・つよし)選手プロフィール】
 1984年11月21日 北海道南富良野町出身
 青森大学を経てSC軽井沢クラブに加入(2018-19季からスキップ)
 男子4人制で日本選手権優勝8回
 2018年の平昌五輪に出場(8位)
 ミックスダブルスでは藤澤五月とのコンビで日本選手権2度優勝。2度の世界選手権では日本勢最高の5位に入った。

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