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ウニ・サケ大量死…被害額は過去例のない"約76億円"に増加 前回調査から30億円拡大 「赤潮」確認

2021年10月21日11:23
 北海道東部を中心に発生した赤潮が原因と見られる漁業被害が、過去最悪の約76億円に上っていることがわかりました。

 北海道は10月21日対策会議を開き、原因の究明などを協議しました。

 この対策会議は、太平洋沿岸地域で発生した赤潮が原因とみられる甚大な漁業被害を受け開催されたもので、北海道の水産林務部をはじめ、日高や釧路などの振興局長が集まり、原因究明や漁業者の支援策などが話し合われました。

 太平洋沿岸ではウニやサケの大量死が確認されていて、赤潮による被害は釧路や根室、日高地方など合わせて約76億円に上ることが明らかになりました。

 これまでの調査では46億円を超える被害が報告されていましたが、さらに30億円上回り、北海道では過去例のない深刻な状況が明らかになりました。

 これまでの調査で「カレニア・セリフォルミス」という魚介類に有害なプランクトンが確認されていて、これを含む赤潮の確認は日本で初めてです。

 北海道によりますと少なくとも4種類の有害プランクトンが確認されていて、水温が高く塩分が低めの所で赤潮が発生しているということです。

 すでにウニやサケなどの価格が高騰するなど影響が出ていて、北海道では引き続き被害状況の調査と原因究明にあたりたいとしています。

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