北海道ニュース UHB

接種歴や陰性を確認→5人以上で飲食可能に…国の「実証実験」札幌市で開始へ 感染者状況は"検証せず"

2021年10月21日17:50
 入店前にワクチン接種歴や陰性確認ができれば行動制限を緩和する飲食店での国の実証実験が10月22日に札幌市で始まります。今後はライブハウスなどでも行われ、行動制限の緩和に向けた取り組みが広がります。

 国は「ワクチン・検査パッケージ」として、新型コロナウイルスのワクチン2回接種や、PCR検査などの陰性証明を持っているかを確認できれば、飲食店での行動制限を緩和する実証実験を全国で始めています。

 北海道では札幌市の2つの飲食店で22日から開始。実証実験を通じて、入店前の確認作業が店や利用客にどれほど負担になるのかを検証するとしています。

 確認がとれた客は、北海道が要請している「同一グループ、同一テーブル4人以内」の条件を緩和しますが、引き続き「短時間、深酒しない、大声を出さない、会話時のマスク着用」の厳守を求めます。

 北海道では店内のCO2濃度の測定や「コロナ通知システム」を活用して来店者を把握し、陽性者が出た場合には連絡するとしています。

 実証実験をする日時と店舗は以下の通りです。
【飲食店】(10月22日~30日)ススキノ地区
・北の味 大助(日曜除く)
・たち呑みOOSUKE(日・水曜除く)

 店舗前に簡易検査場を設置し、陰性証明ができない人には、「抗原検査」を実施します。

 またライブハウスでも2つのイベントで実証実験が行われます。同様の確認ができれば、「最低1メートル人との距離を確保する」条件を緩和しますが、「人数の上限や収容率の制限」は順守を求めています。

【ライブハウスなど】
・札幌ペニーレーン24「どさんこサミット(仮称)」:11月26日
・東1丁目劇場施設「北海道元氣文化祭」:12月10日~12日

 北海道によりますと、この実証実験では店舗・利用客の負担の程度の確認にとどまり、その後感染状況がどのように広がるのかを追跡調査することは含んでいないということで、陽性者が確認された場合は、通常と同じ対応をするとしています。

直近のニュース