北海道は12月4日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された10人のうち、北海道発表分5人の詳細を発表しました。
4日は死者の発表はありません。1か月連続で死者「0」となっています。感染者は北海道発表分5人、札幌市5人で、旭川市、函館市、小樽市は確認されていません。旭川市は3日ぶりに「0」でした。
7日ぶりに10人を上回りましたが、前週の同じ曜日は5日連続で下回りました。7日間合計では43人で、前週と比べ53人減、約6割減となっています。札幌市も同様です。
北海道全体で1週間前の土曜日と比べ北海道が1人減少、札幌市は1人増加で横ばいです。札幌市は8日連続で5人以下となりました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「0.8人」、札幌市「1.0人」で、旭川市は「3.0人」と減少しています。
北海道発表分として新たなクラスターは確認されていません。
【12月4日北海道発表分の感染者情報】
▼胆振地方:4人
▼上川地方:1人
●年代
・10歳未満~80代(30代以下3人)
このうち1人が入院中(宿泊療養施設含む)で、4人が調整中です。
10人中2人の感染経路が不明で、重症者は前日と変わらず1人(札幌市)です。北海道内では、感染経路不明の割合が11月15日までの1週間で「ステージ2」の50%を2日連続で超えていましたが、12月4日は39%台で19日連続で下回っています。
4日の新たなクラスターは札幌市などで確認されず、16日連続で計「0」となっていますが、札幌市の449例目の「医療機関」で1人新たに確認され、計70人になっています。
北海道は11月から飲食店の入店の人数制限やカラオケ自粛を解除し、旅行助成も全道域での利用を認め、本格的な経済活動を再開していますが、年末から年始にかけ普段会わない人と会う機会も増え、屋内の活動も活発になるとして、基本的な感染防止行動の徹底を呼びかけています。
北海道内の感染者は、計61170人となりました。