5月17日夜、北海道札幌市中央区でクマのようなものが目撃され、警察が警戒にあたっています。
17日午後9時40分過ぎ、同市中央区界川4丁目の旭山記念公園にいた男性から「茂みの中でガサガサと音がして、大型の動物と思われる物影を見た」と110番通報がありました。
男性は、公園内の公衆トイレ付近で目撃したということです。
通報を受けて警察が周囲を調べましたが、痕跡は見つかりませんでした。
旭山記念公園は札幌市の中心部から車で約20分の場所に位置し、市内を一望できる展望台があり夜景スポットとして人気がある一方、ヒグマの生息地である藻岩山と隣接しています。
その藻岩山では、2022年に入り3月には3回、ヒグマの足跡が確認され、4月17日、28日、5月16日にヒグマが目撃されています。
警察は公園周辺をパトカーでパトロールし、周辺住民に警戒を呼び掛けています。