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知床観光船沈没から4週間 遺体安置所には今も献花する人の姿 上空や海上からの捜索続く 

2022年5月21日18:30
 北海道知床半島沖で観光船が沈没した事故発生から4週間が経ちました。現場の斜里町には多くの人が訪れ、花を手向けました。また、船体引き揚げに向けた準備が始まっています。

 知床半島の事故現場周辺では、21日も巡視船など9隻、航空機5機などが行方不明者の捜索にあたっています。

 事故発生から21日で4週間が経ちますが、斜里町の遺体安置所では花を手向けに来る人たちがあとを絶ちません。

 献花台を訪れた女性:「(親は)お子さんを抱きしめ(海に)放り投げられたんだろうなと思うと胸が苦しいです。早くね、お父さんお母さん見つかって、一緒におうちに帰れたらなって本当に思います」

 21日午前8時前、潜水士が水中エレベーターで水深100メートルまで潜り、沈没したカズワンの引き揚げに向けた作業を開始しました。

 カズワンのドアやハッチなどをすべて閉じたほか、引き揚げの妨げになる無線アンテナなどを取り除く作業が行われたということです。

 作業は21日午後0時半すぎに終了しました。

 22日は強風が見込まれるため作業の中止が決まり、潜水士を乗せた作業船「海進」は網走港に戻っています。

 カズワンは23日には水深10メートルから20メートル程度までつり上げられた状態でえい航され、早ければ来週にも網走港に陸揚げされる見通しです。

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