北海道は6月24日、新型コロナウイルスのオミクロン株の変異型で「BA.5」系統が初めて確認されたと発表しました。
「BA.5」の感染が確認されたのは2人で、いずれも道立保健所管内の海外に渡航歴があるということです。
北海道立衛生研究所で2人の検体をゲノム解析した結果、「BA.5」と判明しました。
北海道内での確認は初めてです。
北海道では感染が確認された2人について、症状や性別のほか、詳しい経路や濃厚接触者の有無などについて「個人が特定される恐れがある」として、公表しないとしてます。
「BA.5」は神奈川県や愛知県などで、市中感染が疑われるケースも確認され地て、日本国内でも感染確認が増加しています。
海外では従来型の「BA.2」からの置き換わりが進んでいて、これまでより感染力が強い可能性があるということです。
6月24日、北海道内で確認された新規感染者は673人で、札幌市では22日連続で500人を下回るなど、減少傾向が続いていますが、北海道では今後、「BA.5]の感染が拡大する恐れがあると見て、引き続き、感染対策を徹底するよう、呼びかけています。