4月に知床半島沖で沈没した、観光船KAZUIの行方不明者の捜索を行っていた、北海道・羅臼町の漁業者らが、8月14日午前、頭蓋骨や衣類などを発見、海保などは行方不明者との関連を調べています。
発見した漁業者の男性によりますと、8月14日午前11時ごろ、知床半島の啓吉湾の海岸線上で、頭の骨などを発見ほかに、ジーンズや女性用の下着のほか、ピンクのロゴが入ったスニーカー、ジャンパーがあったということです。
男性は、ほかの仲間とともに8月13日に羅臼町を出発し、2泊3日の予定で知床半島を捜索していました。
男性は発見後、警察に通報。
海保が巡視船を出して現場付近を詳しく調べるとともに、行方不明者との関連を調べています。
カズワンの事故では、乗っていた26人の内、依然12人の行方が分かっていません。