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【スキージャンプ】高梨沙羅「たくさんのパワーをもらった」…3年ぶり札幌開催のワールドカップ

2023年1月9日16:00
 スキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子札幌大会が1月7日、8日に大倉山ジャンプ競技場で3年ぶりに開催されました。

 日本女子のエース、上川町出身の高梨沙羅選手(26)は7日が11位、8日が10位。「今の調子以上のジャンプはできたかなと思うが、ここに調子を合わせてこられなかったのは本当に残念」と肩を落としました。

 Q.3年ぶりに地元北海道で行われたW杯についてー

 「見てくださる方々に楽しんで見てもらえるのが一番だと思う。きょうもたくさんのビッグジャンプが出ましたし、それが自分じゃないというのは悔しい気持ちもありますし、申し訳ない気持ちもある。それでも本当にたくさんのパワーをいただけた」。

 Q.2日目のジャンプを終えてー

 「内容としてはきのうよりも良い内容でまとめられたと思うが、やはり最後のテレマークが決まらないので得点的には飛型点がかなり低い数字が出てしまっていて、それが結果に響いているかなと思っている」。

 ■高梨沙羅選手2日間のジャンプ

 7日の個人第10戦、大倉山では珍しい追い風が吹く展開。低いゲートでK点越えがなかった1回目は118.0mで7位につけました。トップとは13.1点、表彰台までは8.9点の差で折り返します。今季は5位が最高と苦戦が続く高梨選手に1ケタ順位、今季初の表彰台の期待がかかりましたが、ゲートが上がり上位選手が飛距離を伸ばした2回目はK点は越えたものの124.0mにとどまり11位に終わりました。

 8日の個人第11戦は風は緩やかな向かい風に変りますが1回目の高梨選手の時には不利な追い風となり118.5mと伸びず13位。それでも2回目はK点越えの123.5mを飛び前日より1つランクアップ、今季5回目のベストテンフィニッシュの10位でした。

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