スキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子3連戦が1月20日~22日、札幌大倉山ジャンプ競技場(HS=137m、K=123m)で行われ、日本の小林陵侑選手(26歳、土屋ホーム)が2度の優勝と3位1回と3試合すべてで表彰台に立ちました。
札幌での3試合を終えた小林陵侑選手、札幌での最終ジャンプは143.0mのスーパーフライト。3日連続の表彰台を決めてガッツポーズも飛び出しました。
そのことを聞かれるとー
「はしゃいじゃいましたね、結構うれしくて」。
2022年の北京五輪でノーマルヒルで金、ラージヒルで銀メダルに輝き、2度のW杯総合優勝を果たしている小林選手選手ですが、今季は昨年11月の開幕戦で7位になったのが最高で札幌入りするまではW杯ランキングも21位と苦戦が続いていましたが異次元の強さが戻ってきました。
札幌大会の好成績の要因はー
「今季前半は苦しんだし、考えたので、もう楽しむ時間かなと思って、はい。いろいろかみ合ってきたのは大きい。道具も技術も体もそうだが、内容も安定して良かったのですごく自信につながる」。
そして、上昇度合についてはー
「まだまだ“ぶち上げて”いきます」。
■小林陵侑選手の札幌3試合の成績
1月20日(金) 優勝 271.5点(1回目135.0m 2回目130.0m)
1月21日(土) 3位 276.1点(1回目129.0m 2回目137.5m)
1月22日(日) 優勝 280.9点(1回目 141.0m 2回目143.0m)