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特急列車が"約250メートル"オーバーラン 乗客2人降車できず 次の駅で臨時停止 運転士から聞き取りへ JR北海道 

2023年1月24日09:08
 北海道浦幌町のJR浦幌駅構内で1月23日午後、特急列車が停止位置から約250メートル、オーバーランしました。この影響で乗客2人が下りることができなかったほか、45分の遅れが出ました。

 23日午後9時ごろ、JR根室線の浦幌駅構内で、札幌発釧路行きの特急おおぞら9号が、所定の停止位置から約250メートルオーバーランし停車しました。

 列車は6両編成で、長さは約150メートルでしたが、車両の最後尾からホームまでの距離は約80メートル離れました。

 その後、列車は指令センターの指示で約17分遅れで運転を再開。

 浦幌駅で降りる予定だった乗客は2人で、JR北海道では次の厚内駅で列車を臨時停車させ、2人を降車させました。

 2人は迎えに来た家族などの車に乗り戻ったという事です。

 また、浦幌駅から乗車予定の乗客はいなかったということです。

 列車は45分遅れて、23日午後10時37分に釧路駅に到着しました。

 この影響によるけが人などはいなかったということです。

 JR北海道によりますと、オーバーランは雪が影響していたわけではなく、運転士に聞き取りするなど原因を調査しています。

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