北海道警は2月2日、2022年における北海道内の刑法犯の認知件数と検挙状況を公表しました。
認知件数は19608件で20年ぶりに増加しました。
北海道警によりますと、2022年の刑法犯の認知件数は前年比で1179件(6.4%)増加し19608件となりました。
検挙件数は、前年比で862件(8.3%)減少し9535件でした。
2022年の認知件数の増加の要因として、自転車盗が前年比で1159件(43.4%)増加し3829件と大幅に増加しました。
人の動きが活発となり、自転車盗が全国的にも大都市を中心に増加傾向にあるといいます。
このほか、特殊詐欺が前年比で168件(120.0%)増加し過去最悪の308件となり、被害額は過去2番目に多い12億4000万円となっています。
北海道警は「犯罪情勢は厳しい状況にあり、引き続き犯罪抑止に取り組む」としています。