パソコンの5年間分の保証料金として、5万円分の電子マネーがだまし取られる架空料金請求詐欺が発生しました。
架空料金請求詐欺の被害にあったのは、北海道釧路市の80代の男性です。
警察によりますと、2月1日、男性がパソコンを使用しているとウイルスに感染した通知が表示され、通知に記載された番号に電話したところ、電話に出た男が「5年間のパソコンの保証代金として5万円分のグーグルプレイカードを購入するよう」指示されました。
男性は、その日のうちに5万円分のグーグルプレイカードを購入し、電話で男に電子マネー番号を伝え、だまし取られました。
さらに、2月2日、男性のもとに男から再び電話が来て「男性が伝えた電子マネーの番号が違うため、追加で10万円の電子マネーを購入するよう」指示されました。
男性が、コンビニエンスストアで10万円分のグーグルプレイカードを購入しようとしていたところ、居合わせた客が不審に思い、「5万円のグーグルプレイカードを購入して、更に10万円買おうとしている」と110番通報し、被害を未然に防ぐことができました。
警察は、架空料金請求詐欺事件として捜査するとともに、「電子マネーを送金して下さいといった話は詐欺です。送金する前に警察に相談してください。詐欺電話が来たら警察相談専用電話『#9110』に連絡を」と呼びかけています。