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【高校バレー】旭川実業&札幌藻岩が北海道開催全国総体へ好発進…北海道新人大会

2023年2月6日16:00
 新チームになって最初の北海道ナンバーワンを決める「第18回北海道高等学校バレーボール新人大会」が2月3日~5日、美唄市と岩見沢市を会場に行われ、女子は旭川実業、男子は札幌藻岩が優勝しました。

 ■4年ぶり優勝の旭川実業

 女子の優勝はかつては全国制覇(1988年春高)も成し遂げている名門・旭川実業。

 エースでU18日本代表主将の笠井季璃選手(かさい・りり 2年)を中心に1セットも落とさない完全優勝で4年ぶりに新人大会の頂点に立ちました。

 笠井選手は今夏、北海道で開催される全国大会や最終学年での大舞台も見つめ「今年のチームは苦しい展開でも楽しめるタフさがある。全国大会でなかなか上位に進出できていないので北海道で行われるインターハイ(IH、全国高校総体)、来年の春高で上位に進出したい」と力強く語りました。

 北海道の大エースと同じコートに立ちたいという思いで名門に集った仲間と、その中心でチームを引っ張る笠井選手。地元開催のインターハイではどんな結果を残すのでしょうか。

 ■男子の札幌藻岩は初栄冠

 男子は札幌藻岩が初の新人大会優勝。今年1月の春高バレー全国大会に出場したとわの森三愛を準決勝で、東海大札幌を決勝で下し、新チームになって最初の男子北海道チャンピオンに輝きました。

 レギュラーの女鹿峻一郎選手(めが・しゅんいちろう 2年)が大会直前のケガで出場できなくなり、練習試合でも勝てない日々が続いたなかでの優勝でした。

 山本秀惺主将(やまもと・しゅうせい 2年)は「試合でメンタルが崩れないように何度もミーティングを繰り返し、この大会に備えてきた。その成果が出せた」と充実の表情で今大会を振り返りました。

 今回の優勝で大きな自信を得た札幌藻岩。文武両道を貫く公立高校が北海道インターハイYearを駆け抜けていきます。

 ■北海道高校新人大会成績

 <女子>
 優勝 旭川実業
 準優勝 札幌大谷
 3位 札幌山の手
 4位 クラーク国際

 <男子>
 優勝 札幌藻岩
 準優勝 東海大札幌
 3位 札幌大谷
 4位 とわの森三愛

 ■「飛び立て若き翼 北海道総体2023」

 今年のインターハイ、全国総合体育大会(2023年7月22日~8月21日)でのバレーボールの日程は次の通りです。

 【女子】 8/1~8/5  釧路市・釧路町
 【男子】 8/7~8/11 旭川市

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