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クマ出没から3週間…頼みのハンターにも疲労感 客足は例年の半分…観光にも影響 北海道島牧村

2018年8月20日19:31
 7月末から住宅地に相次いでクマが出没している北海道島牧村。連日警戒が続く一方で関係者の疲労もピークに達しようとしていて観光への影響を心配する声もあがっています。

 佐藤健カメラマン:「クマがいます。クマがフェンスに上がっています」

 水上孝一郎記者:「体長1メートルから1.5メートルほどでしょうか。クマがいます」

 ライトや爆竹の音を気にすることなく、港町を縦横無尽に動き回るクマ。島牧村の原歌町などでは、7月29日からクマの出没が相次いでいます。その数40件。

 空前のクマ騒動は、地域の祭りの時期とも重なりました。

 地域の子ども:「怖い」

 地域住民:「心配ですね、いつ出てくるかわからないので、(ハンターが)警戒してくれているので、安心」

 頼りにされているのは、地元猟友会のハンターです。

 猟友会 高島紀彦会長:「また出てくるから、駆除しない限りはだめだ何としても取らないと」

 三宅真人記者:「時刻は午後11時です。連日警戒しています」

 クマが夜に出没しているため猟友会は、日没から深夜までと午前4時ごろの日の出とともに仕掛けたわなを見て回ります。

 日中に仕事を抱えるメンバーも多く、休みなく働いてもう3週間。疲労はピークです。

 猟友会 高島紀彦会長:「机に座っても、ぼーっとしているだけではかどらないよね。でもこの伝票書かないとお金入ってこないので」

 一方、出没が相次ぐ地域から10キロほど離れたところでも影響が…。深い森に囲まれ「トトロの温泉」とも呼ばれる宿です。

 宮内温泉旅館 中田裕哉さん:「(客が)少ないですねー、困りましたねクマには」

 宮内温泉旅館 中田寛子さん:「厳しいよね、冬がこせるのか不安だよね。正月が迎えられるのかが不安です」

 夏休みのかき入れ時にも関わらず、クマを心配した宿泊客のキャンセルが相次ぎ、客足は例年の半分ほどに。この周辺では、騒動が起きているこの3週間出没情報はありませんが…。

 宮内温泉旅館 中田裕哉さん「一つの島牧村というくくりになっていますので、ここに来られたことない人は土地勘がないですから、みんな一緒になっちゃうんですよね。ハンターさんたちは一生懸命頑張ってくれていると思いますので、島牧は本当にいいところなので、ぜひ島牧村に足を運んでください」

 村では、14日以降、クマの出没情報はありません。

 このまま騒動は収束するのか。異常事態を迎えている村の緊張は、今夜も続きます。

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