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「日本海側地震は津波到達が早い」専門家 新潟で震度6強地震受けて北海道は…

2019年6月19日17:00
 18日夜、山形県沖を震源とする地震があり、新潟県では震度6強を観測、沿岸には津波注意報が発表されました。
 日本海側での大地震と津波の危険性に、道内でも改めて注意喚起を求める声が上がっています。


 激しく揺れるカメラの映像。

 18日夜、新潟県を中心に最大震度6強の地震が発生。

 コンビニでは商品が散乱し、沿岸には津波注意報が発表され、住民は不安な一夜を過ごしました。

 一夜明けて被害の状況が明らかに。

 これまでにケガをした人は28人に上っています。

 久しぶりに日本海側で起きた大きな地震と、津波注意報の発表。

 今回の山形県沖の地震について道民は…。

 札幌市民:「そろそろ来るのかなこっちもと感じた」「18日の地震のニュースがあった時もまた気持ちを引き締めて」「準備は常に整えなければならないと思った」

 日本海側での地震と津波被害は、道内でもかつて起きています。

 1993年の北海道南西沖地震では、地震発生後わずか4~5分で奥尻島に巨大津波が押し寄せ、道内では230人が犠牲となるなど、大きな被害を受けました。

 津波に備え2018年、道内の自治体で初めて津波救命艇を配備した後志の島牧村。
 北海道南西沖地震では7.5メートルの津波を観測していて、津波への備えは欠かせません。

 島牧村の住民:「よそで地震や津波があるたびに島牧村もまた来るんじゃないかな。近いうちにあるんじゃないかなそういうことを考える」

 今回の地震を受けて専門家は、北海道の日本海側でも地震や津波への備えを怠らないことが大事だと訴えます。

 北大地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授:「日本海側では、新潟県から北海道の沖合にかけて、大陸のプレートがぶつかっていると考えられるので、北海道の日本海側でも今回と同じような地震は十分起こりうる。」

 その上で日本海側の地震には2つの危険な特徴があると警告します。

 高橋浩晃教授:「日本海側の地震は陸に非常に近い所で起こるため、津波がやってくるまでが短い。もう一つは、マグニチュード(地震の規模)の大きさに比べて波が高くなりやすい。沿岸部で揺れを感じたらすぐに避難する訓練をしておいてほしい」

(以下、八木隆太郎キャスターが解説)

 今回の地震は、日本海側にある「ひずみ集中帯」と呼ばれるところで起きました。
 これは、2つのプレート(ユーラシアプレート、北アメリカプレート)が重なり合っている、その境目で起きやすいということで「ひずみ集中帯」と呼ばれています。

 1993年の「北海道南西沖地震」、2004年の「新潟中越地震」、そして今回も同じなので、北海道も警戒が必要です。

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